《テオルボと描く肖像》
a portrait with the theorbo
17世紀ヨーロッパで深く愛されたリュート属楽器
「テオルボ」と声の織りなす、バロック音楽 の世界。
情熱と静寂の極限が、色鮮やかに描かれた1枚。
[アーティスト]ヴォクス・ポエティカ
佐藤裕希恵(ソプラノ)、瀧井レオナルド(テオルボ)
[レーベル]unio
[品番]U-001
[価格]¥2,800+ 税
[エンジニア]峰尾昌男
[ディレクション]福島康晴
[解説]白沢達生
[写真・デザイン]ナカノアサミ
[フランス語発音指導]ジャン=クリストフ・グロフ
[録音]CHABOHIBA HALL(東京)2019 年 9 月 4〜7 日
2020年9月25日発売開始 ご購入はこちらから
収録曲目
1. なにゆえ 美しさと優雅さに(B. フェラーリ)
2. 悲しく人影のない場所、暗い隠れ処(M.A. シャル パンティエ)
3. ある日僕は散歩にでかけた(作者不詳)
4. 愛おしく麗しいくちづけ(F. コッラー ディ)
5. 安らぎ、木陰、静けさ(M. ランベール)
6. 孤独な小鳥(J. ペーリ)
7. シャコンヌ(R. ド・ヴィゼー) *テオルボソロ
8. 主をほめたたえよ(G.G. カプスペルガー)
9. 林は静まりかえっている(S. ル・ カミュ)
10. 僕のすてきなお嬢さん(F. コッラーディ)
11. 行け、愛の手紙よ(G. フレスコバルデ ィ)
12. パッサカリア(G.G. カプスペルガー) *テオルボソロ
13. 恋するヘラクレイトス(B. ストロッツィ)
14. 心がしかと捕らえられたなら(J.C. ド・ラ・バール)
[CDリリース記念リサイタル]
2021年5月28日(金)東京オペラシティリサイタルホール
詳細は随時公式サイト内で発表
独奏楽器としてのみならず、歌の伴奏楽器としても当時の人々に愛用されたテオルボ。
自身もこの楽器を奏でたという作曲家の作品や、テオルボ演奏用の楽譜が残された作品など、
テオルボと関わりの深い声楽作品をメインに全14曲を収録。
牧歌的な恋歌、愛に身をやつす苦悩、 コケティッシュな戯れなど、
声とテオルボだけとは思えぬほど様々な表情を見せる。
テオルボ独奏曲は、太陽王ルイ14世の音楽教師であったという
R. ド・ヴィゼー(1655-1732 頃)の 〈シャコンヌ〉と、
鬼才カプスペルガー(1580 頃-1651)の〈パッサカリア〉の2曲を収録。
2014年古楽の街バーゼルで産声をあげたデュオ《ヴォクス・ポエティカ》は、
「VOX POETICA̶ 詩的な声」をテーマに国や時代にとらわれず
声と撥弦楽器のレパートリーで独自の世界観を追求。
息のぴたりと合った精度の高いデュオは、息を呑むような景色を生み出す。
各人の確かな技術力と表現力を土台とし、
株式会社ほぼ日やフェルメール展(2018 年・東京/大阪)とのコラボレーションなど
古楽ジャンル外のフィールドでも活躍。
研ぎ澄まされたデュオ《ヴォクス・ポエティカ》初のソロ CD。